【 代表挨拶 】

Webマガジン「ワーケーション」の代表を務めております。下地(シモジ)と申します。私共のWebマガジンをお読み頂きありがとうございます。 1992年に日本で初めてのインターネットサービスプロバイダがサービスを開始してから、早くも28年が経ちました。 私達の生活様式も随分と変わり、時代の変化の速度も加速し続けております。 犬の1年は人間の7~8倍。ネズミは人間の18倍に相当するという言説から「ドックイヤー」や「マウスイヤー」という言葉が生まれましたが、昨今はコロナの影響で時代変化の流れは更に加速し、表現の言葉が追い付かない程に、これまで常識とされてきた概念が根本から変わりつつあります。 特にその変化が顕著に表れているのが「働き方」で、今までは当たり前だった対面式の会議や面談・面接は、もはや移動時間を浪費してまで集まる必要性も無く、出社せずに対応出来る部署から在宅勤務・リモートワークに移行できた企業は、人財離れを防ぎ生産性を確保しています。 今のところ在宅勤務の導入に成功している企業は一部のみに留まり、多くの企業が対応出来ずにいるのが現状の中、経営者の方々はコロナが早く収束し、社会生活が元に戻る事に希望を託し、今はただ耐え忍んでいるというお話しを良く耳にします。 しかし各分野の専門家の先生方の予測を統合してもコロナ以前に戻る見込みはかなり低く、どうやら我々は後戻りの期待を捨て前に進まなければいけない転換期の中にいるようです。 それは内閣府の打ち出した「ムーンショット目標」に表記されている「2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。」という内容にも表れており、これまで人間にしか出来ないとされてきた業務業態にまで、働き方改革の波は迫ってきました。 つまりそれは、人間がその場にいなくても作業を行う事は出来、通勤する事なく自宅や別の場所にいながら働く事が出来る時代が近づいてきている事を意味します。そして自宅にいて出来る業務は、ネット環境さえあれば何所にいても出来るという事になります。 しかし雇用主である企業側が、新しい働き方を導入するにあたり、どんな問題が生じるのか?どんな課題をクリアしなければならないのか?雇用形態は?、保険は?、業務管理は?、セキュリティー対策は?、社員間コミュニケーションは?、設備導入費用は?、助成金等の行政からのバックアップ制度は?等々、知りたい事は沢山あります。 私共のWebマガジン「ワーケーション」では、それらに対する答えをお持ちの企業、団体、行政、専門家、実践している個人の方々への取材を通し、これからの時代を生き抜く知恵や情報を集めご提供する事で、新しい日本の未来に貢献出来ればと思っておりますので、今後ともご愛読の程、宜しくお願い致します。

【 Message 】

The adventure journey of life is short and truly rich. From now on, we will enter an era of diversity, and we will have more choices in how we live and how we spend our time of life. The world is constantly changing, and people and companies begin to take new paths. Everything in the world is made up of relationships, and the differences between them can be a guide for exchanging weaknesses and strengths, and change into respect and gratitude. There are many industries that can reduce stress on companies and people and increase productivity simply by changing the place and style of work. However, few people know how to achieve that. We take various perspectives so that as many people as possible can enjoy the adventure journey of life, remove the anxiety and fear between people and companies, and have peace of mind and trust. It will be the existence that provides information with possession and fuses separation and connection.

人生の冒険の旅は短く実に豊かだ。これから私達は多様性の時代に入り、自分はどの様に生き、命の時間をどう過ごすかの選択肢が増えてくる。世界は常に変化し続け人も企業も新しい道へと歩み始める。 世の中全ては関係性によって成り立っており、互いの違いは争いの種から、苦手と得意を交換する目安となり、敬意と感謝に変わる。 働く場所と働き方を変えるだけで、企業と人のストレスを減らし、生産性を高める事が出来る業種も多い。しかしどの様にすればそれを実現出来るのか分かる人は少ない。 私達は、ひとりでも多くの人が、人生という冒険の旅を満喫出来るように、人と企業の間にある不安と恐怖を取り除き、安心と信頼を持って?がれるよう、様々な視点を持って情報を提供し、分離と繋がりを融合する存在となる。